ニュージーランドで子育て

NZde育児|②アフリカンのダディ&日本人のマミー

アフリカンのダディ&日本人のママ②

この記事では、前回の記事に続き、アフリカンとのミックスの子供を持つ親として経験から学んだこと(学んでいること※現在進行中☝️)、想いを綴っています。
※パートナーの生まれ育った環境をベースに話を展開しています。

▼前回の記事の続き
パートナーに「まだ2歳なのに、なぜここまで自分でさせるの?」と聞いてみた。
すると、そこには日本で生まれ育った私には考えもしない深い理由がたくさんあった。。

パートナー「もしこれが女の子だったら、ここまで厳しくしていない。でも男の子だし、なんと言ってもアフリカンのハーフだからこの先、いろんな障害が待っていて・・・」

『女の子だったら、ここまで厳しくしない』

子供がアフリカンミックスの女の子だったとしても、下記のポイントは同じ。

共通ポイント

・肌色が暗い人が一生のうちに受ける差別は、想像以上に多く、酷いものだということ。
・その差別に打ち勝つ強い精神を鍛えておきたい
・自尊心を高めて、強く、明るい将来を送ってもらいたい


その中でもパートナーの「男の子の子育てに対するポイントはこうだ(パートナーの育った国・環境をベースに)」。

男の子の場合:(スムーズに平和に育てばそれ幸いだが…)大抵の場合、差別やいじめにあって自尊心が傷つけられ不登校→自信をなくし社会に馴染めない→仕事&お金がない→ドラッグやギャングに走るなどネガティブな方向に行きがち。

女の子の場合:(男女平等が叫ばれる世の中ではあるものの…)社会、あるいはパートナーから求められるポイントが異なるため、男性と違い、高収入でないから結婚できない、パートナーが見つけられないということは、ほぼない。誰かが目を置いてくれる、と言う。

今や、LGBTなどの多様性や男女平等などの主張が増しているものの、未だに男性は会社の高い位置で働き、女性より高収入で…などの背景は深く残っているので、パートナーの言わんとするところは、理解できる。

ただ、肌の色については、本当にどうしようもない。今や、痛みに耐えながらブリーチ(漂白)をしている人もいるが、そこまでさせるほど世の中が「白色が美」という勝手なイメージを刷り込み、有色人種を追い詰めているとしか思えない。日本ではあまり露骨な人種差別を見ないが、海外に住むと「人って、他人にこんなことまでできるんだ👀」と度肝を抜くほど、露骨に差別する人を見ます。

肌の色が暗いと言うだけで「森へ帰れ!」「ウホウホ!(ゴリラの真似)」と、オフィス内で発したり、信じられないほどに子供レベルの大人がいるものです。
悲しいですが、これも事実。

我が家のぼっちゃんが、今後どういった道を歩んでいくのか、ある程度自己判断できるようになれば、もちろんサポートに回るが、今はぼっちゃんがこれから社会に出て羽ばたいていくのに重要な基礎を組み立てる時期。なので、笑い合うことも沢山しますが、しつけもしっかりして差別にへこたれない強い精神を養っていきたい

アフリカンをパートナーに持つ方で、同じような悩みを持っている方と繋がれると幸いです💪

No discrimination!

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